マーベルについて語りたい

理系大学生がマーベル映画についての感想考察を書きます。

【ドラマ考察】諸悪の根源「ロキ」

どうも、最近の多くの情報解禁で今後のマーベルを観るモチベーションが上がったTakaです。かなりたくさんの情報が出て、今後が楽しみになりましたね!ただ、タイトルにもあるように、僕はドラマ「ロキ」が何も理解できなくて、マルチバースという概念をまだ飲み込めていないので、正直これからの映画を観ても楽しめるかなーと心配です。フェーズ4から6までがマルチバースサーガというくくりらしいので、このバース全体が理解できない可能性もあります。。。今回はそんな理解ができなくなっている諸悪の根源のドラマ「ロキ」の、僕が感じている疑問点についてまとめながら考えていきたいと思います。

 

 

ドラマ観て、考えまとめて、書き始めて、色々考えてしてたら書き終わるのにすごい時間がかかりました、、、ブログ書くのってなかなか大変ですね笑

 

以下は、ドラマ ロキの最終話までのネタバレを含みます。

 

 

 

はじめに

今回、ロキの分からないところをまとめるにあたって、もう一度見直したので、配信直後に観たのも合わせると合計3周はしてるのですが、それでもロキで導入された、神聖時間軸や多元宇宙の設定が理解できませんでした。多分よく考えずにただ作品を楽しむだけだったら全然それで良かったのですが、理系の悪い癖とも言うべきか、厳密にその設定で矛盾がないのかを考えてしまうので、結局よく分からなくなってしまいます。まずは、自分が把握している設定や事実をまとめて、その後に疑問点を一つ一つ書いていこうと思います。

 

自分が把握している限りでの事実確認

ひとまず「ロキ」内で語られた、神聖時間軸やマルチバースの設定についてまとめてみます。

  • 31世紀に暮らす科学者のカーンが平行世界の存在に気づき、その世界間を行き来する技術を開発する。
  • 最初は別世界のカーン達とそれぞれの世界の情報を交換することでお互いの技術を高め合うなどして、うまくいっていた。
  • ところが、全員が同じ思いだった訳ではなく、他の世界を侵略しようとする悪いカーンも現れ始め、多元宇宙間の戦争に発展した。
  • 我々が今まで映画として観てきた宇宙(アース616)のカーンは、時空を食い尽くす生命体のアライオスを発見し、研究、制御する事で多元宇宙間戦争を終わらせることに成功した。
  • アース616のカーンは、今後同じような戦争が自分のいる宇宙では起こらないように、他の宇宙とアース616とを切り離し、その時間軸のことを神聖時間軸と名付けた。そして、今後分岐が起きて、アース616が由来の別宇宙との戦争が起きることがないように、そもそもの分岐をさせないよう、TVAを組織し、神聖時間軸を守らせた。カーンは神聖時間軸の行く先を自分で決めることができるので、虚無に籠もって何が起きる時間軸を神聖時間軸とするのかの決定を長い間することになった。このカーンは在り続ける者と呼ばれた。
  • TVAは、神聖時間軸から分岐を起こすような動きをした者を変異体として連行し、分岐し始めた世界はリセットチャージを使ってその付近を剪定することで、もとの神聖時間軸に戻るように仕向けた。
  • このような活動を続ける中で今回の主人公のロキやシルヴィを変異体として連行し、このドラマの話が始まった。

 

はい、ひとまずここまで書いてみたんですが、この時点でもうよく分からないところがあります。

 

疑問点①:なぜ分岐が起こるのか?

TVAで流れているアニメーションでは、ある人が会社に遅刻するだけでも変異体となり得るとの説明がなされていました。でも、そんなことってあるんですか??在り続ける者はもともと31世紀に生きる人なので、そもそも現在(ドラマ、映画の中での)で誰が何をしたのかという事は事実としてもう存在しているはずですよね?なぜ過去の事実が変わって、ある人が仕事に遅刻しないという神聖時間軸での出来事が、TVAが監視しているなかで変わるようなことがあるのでしょうか。まず、そもそもTVAがどこにあるのか。おそらく神聖時間軸を客観的に監視しているようなので、神聖時間軸とは別なところにありそうですが、TVA内では現在の出来事と過去の出来事とが区別できそうなので、これまた何か別の時間軸内には存在していそうです。この時点でもうよく分からん。誰かがタイムスリップをして、そこから分岐するのは分かるのですが、それ以外で分岐なんて起こらないと思うのですが、、、

 

疑問点②:虚無、時の終わりとは何なのか

TVAによって剪定された時に転送される世界が虚無と呼ばれていました。あれはどこなんでしょう?最近のマーベルにはよく分からない場所が出てきすぎて、そこでもついて行けないんですが。ムーンナイトの冥界とか、ソーラブアンドサンダーのヴァルハラとか、、、全部別の次元にあるっていう設定なんでしたっけ?ん??次元って何?マルチバース的に同じ宇宙でも、別の次元が存在してるってことですよね。このブログを書いてて自分でも思ったんですけど、世界とか宇宙とか次元とか、一見同じような言葉が同じ意味で使われていたり、ちゃんと意味が区別されていたりで混乱してしまいます。で、今回出てきた虚無という場所。場所なのか何なのか。在り続ける者はどこの範囲の時間を旅してどこまでを自分の思い通りに決めているのでしょうか。在り続ける者が元いた31世紀から当分の未来は色々な時間軸を見てきてこれを神聖時間軸にしようとするということを決めていっているだけなら分かるのですが、それを時の終わりまで完全に見終わっているということだとするとそんなのできるのかと思ってしまいます。そもそも時の終わりはいつなのか。うーーん。

 

 

おわりに

ここまで考えて書くだけでもかなりの時間を使ってしまったので、今回のところはここまでにします。まだまだよく分かっていない事はある気がするので思いついたら書いていきます。とはいえ、よく分からないところは今後の映画やドラマで説明されるところもあると思うので、それを待つしかないと言われればそうな気もしますが。